令和元年度関西地区シンポジウム・懇親会
令和元年8月31日開催
於:神戸国際会館
シンポジウム
美山梨絵関西地区委員長の司会により、関西地区シンポジウムが開催されました。まず金子宏先生に推薦をいただいた宮本十至子立命館大学教授に「国境を跨ぐ人・財産の移動と課税」と題し、パワーポイントを使って講演をしていただきました。裁判例として「武富士事件」、「中央出版事件」、「ユニマット事件」を取り上げ具体的に説明されました。その後、相続税・贈与税の納税義務の範囲について話され、次に国外転出時の課税を、他国の類似の制度と比較して講演は終了し、最後に質疑応答に写り、参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。
休息を挟み、本学の森嶌昭夫教授が「民法相続法新改正の要点を語る」と題して講演していただきました。この講演では「改正の背景」→「改正の要点」→「主な改正のやや詳しい内容」について話題を提供していただき、最後に参考文献の紹介があり、2時間30分にわたるシンポジウムが終了しました。
宮本十至子 立命館大学教授
森嶌昭夫 本学民法教授・専攻主任
美山梨絵 関西地区委員長(司会進行)
講演の様子
懇親会
シンポジウム終了後、場所を移して懇親会が行われました。懇親会の冒頭、土屋重義教授の挨拶の後、大森昌弘 当フォーラム監事の乾杯で幕を開けました。参加者は情報交換や思い出話に話は尽きず、宴もたけなわの中、2時間が過ぎました。その後は多くの方が名残を惜しんで神戸の夜を満喫されていました。