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イベント報告:第2回シンポジウム報告(令和5年度)

第2回シンポジウム講義概要

日時  令和5年10月8日(日)(10:00~13:00)
形式  会場参加 + ライブ配信(Zoom)
会場  (会場参加)TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
題目  租税訴訟と税理士の役割
講師  講師:中野 哲弘(東亜大学大学院法学専攻教授)

「租税訴訟と税理士の役割」

 講師は長年の裁判官としての勤務のほか、法務省の訟務検事・法科大学院教授・東亜大学大学院での税法論文指導等の経験がありますが、最近、税務に関する判決で社会的注目を受ける事例が増えていることから、その理解の基礎となる標記のようなテーマの講義をしようとしたものです。
 上記の講義においては、まず租税訴訟の概観として、行政訴訟たる課税訴訟を中心にその基本構造を解説した上、その運営を担う裁判官・訟務検事・弁護士・税理士等の活動実態についての率直な感想を申し述べました。
 次いで、租税訴訟に至るまでの税理士の活動について、審査請求における代理人・租税訴訟における補佐人としての役割のほか、税理士が依頼者に対し損害賠償責任を負うことになることがある場合についても説明しました。
 最後に、税理士としては、課税当局と対等にわたり合える知見と能力が大切である旨を感想として強調しました。


 

《過去のイベント》
 ・2018年度の設立総会の模様はこちら
 ・令和元年度の会員総会・シンポジウム・懇親会の模様はこちら
 ・令和元年度の関西地区シンポジウムの模様はこちら
 ・令和元年度の九州地区シンポジウムの模様はこちら
 ・令和4年度の第1回シンポジウム報告はこちら
 ・令和4年度の第2回シンポジウム報告はこちら
 ・令和5年度の第1回シンポジウム報告はこちら

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